私は常々レストラン・カフェの仕事は「世の中で最も幸せな仕事」と思っております。私たちの一挙手一投足がお客様にダイレクトに伝わり、明日からの仕事の活力となっていきます。レストランの語源は「rest（休息する）」and「run（走る）」ともいわれております。お客様が日頃の疲れをとるために「rest」し、また明日から「run」できるようにサポートする事が私たちの使命なのかもしれません。大げさかもしれませんが、私たちの日々の仕事は、お客様に大きな影響を与え、その事がいつの日か社会のお役に立てると信じております。

一杯の紅茶にありったけの想いを込めて、そして一皿の料理に愛情を注ぎ、どう磨いていくか。そんな日々の積み重ねが未来を作っていきます。元気な「いらっしゃいませ」「こんにちは」から始まり、感謝の気持ちを込めた「ありがとうございました」「またお待ちしております」まで。お客様はその温かさに惹かれ、来店してくださると思っております。いつかきっと“その街に愛され、なくてはならない存在”になれるように、そしてスタッフの皆が地域に愛され、必要とされるような、私が思い描く“welcome感”たっぷりのお店を作っていきたいと思っております。